豊見城中学校野球部　（沖縄）　

第３２回全日本少年軟式野球大会
決勝戦

決勝の相手は
平成２６年１１月新チームになって
最初の九州チャンピオン
日野中学校

平成２７年３月の九州チャンピオン
豊見城中学校

の九州チャンピオン同士の戦いとなりました。

今年度の真の九州チャンピオンを決める戦いが
そのまま、今年の中学校軟式野球の日本一を決める
戦いになりました。

「さぁ　九州チャンピオン同士の対決。頑張ろう！」

試合前に日野中学校のスコアなどいろいろを得て
ポイントは
「１番打者永尾君に打たせない。」
野球部の頭脳セイン君のスコアなどのデータから
「そういう打者ね。このような打者なら抑えられる。」
ということで攻め方を指示。

試合開始
１球目、２球目・・・
「よし。打たれることはないな・・・」
と安心したところでガツンと２塁打をくらう

何とか無失点で切り抜けベンチへ戻ってきたバッテリーに質問
「打たれるはずないのに。何投げたの？」
「 ◇ です。」
「だめだよ。あのような振り方をしている打者に
◇を投げるとそりゃポコーンって持ってかれるさ
徹底して▲を投げなきゃ。絶対に打たれない。」

その後は徹底して▲を投げ続ける・・・・
打者もわかっている・・・
でも芯に当たらない・・・
完全に意識してくれる。

そこで真っ直ぐで仕留める。

３回に足技を絡め１点が転がり込む・・・

豊見城　００１
日野中　００

試合途中から相手が反対方向への
バッティングを見せ始める。

レフト前ヒットで満塁・・・
このレフト前ヒットもおっつけようとしてタイミングが
ずれてレフトへ飛んだもの・・・

なぜ反対方向へおっつけるバッティングをするのか・・・・
実はこれも
「豊見城中の守備の罠」
に嵌っている状態。

ベンチでは
「あの打ち方を始めたらもう大丈夫。」
「守備のミスさえしなければもう取られない」
と監督、コーチで話していました。

残すは準決勝途中から温存された相手エース
が出てくるのを待ち、そのエースを攻略すれば言うこと無し。
「早くエース出てこい」
と話をしていました。

後半、日野中エース登場。
最終回、セーフティーエンドランの応用も絡め、
チャンスをものにし３点追加。

エース投入。「さぁ　逆転するぞ」
という気持ちの現れの中、最終回に３点。

一か八かのエンドランではなく、
１点勝負の場面でスクイズ、エンドランを警戒する。
そんな中、セーフティーエンドランで着々と追加点。
相手の心を折るのには十分でした。

＜決勝戦＞
豊見城　００１０００３　＝４
日野中　０００００００　＝０



念願の日本一です。

優勝の瞬間








開会式の日の会場入り
吹奏楽の生演奏が響き渡る




※大会中、東京の中学校の先生方とお食事をさせていただきいろいろなお話をすることができました。本当に有意義な時間でした。
　Ｉ　先生をはじめ本当にありがとうございました。
またいつか、内緒話しましょう。





あと数回でこのブログも終わることになりました。

現在は豊見城中学校から転勤して他の学校で勤務しています。
そこの学校のブログも始めています。

豊見城中学校での５年間。
このブログは豊見城中学校の２年目からスタートしました。
伸び悩んでいた生徒に
「生徒の励みになればいいな」
という狙いと、
「部活動通信」
の代わりになればと始めたものです。

もしよければ最初からご覧下さい。
一番アクセスが多かったのがおそらくこの日記です。
http://gooukiki.ti-da.net/e3997511.html


まさかこんなドラマでも、漫画でも書けないような『日本一』という最高の形でブログを終えることができるなんて・・・・幸せです。

ブログのおかげで全国の多くの指導者や同級生ともつながることができました。




PS　各地からの祝福メッセージありがとうございました。
　　　毎日コツコツお返事をメールやｆａｃｅｂｏｏｋで送らせていただいています。数が膨大で（笑）でも必ずお返事を書きます。
　　　少々お待ちを　　


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