豊見城中学校野球部　（沖縄）　

１月１５日　

今日の朝６時の気温２０℃　なんと暖かいことか

今日は２試合。

前日４試合しているだけあって疲れが残るなか、いつもの１番打者の主将は今日はお休み。
主将はベンチから声かけと３塁コーチャーを育てるために一生懸命でした。

残念ながら・・・　主将がベンチで声を出しているときの雰囲気はとても良く、
「ここでもみんなは主将に頼っているのか」
と感じる場面もありました。

これがいつもできるならもっと伸びると思うのですが・・・

さて試合

第１試合　大里戦

　お互い決めて無く　０－０　で迎えた最終回。
　先頭の宜野座の打球を警戒した相手の前に落ちる間に２塁まで進む２塁打。４番の１年生翁長が右中間をまっぷたつに破る打球で先制。その後、満塁にするもセーフティーエンドランがうまくいかず無得点。

先発の新垣洸


　最終回の裏の守り。６回から登板している新垣柾がマウンドへ。
２死３塁になった後。初球を痛恨のワイルドピッチで同点。
打たれるのを怖がってはもったいないですね
１年生　新垣柾気

力のある１年生投手を上手く支える内野の雰囲気があれば良かったです。
　
結局、引き分け。
やはり大里中の打者の振りの良さ、積極性に打って出ようとする姿勢が感じ取れました。

結果　豊見城中　１－１　大里中



第２試合　松城中学校戦

　松城中学校は前日大会終了で那覇地区優勝を飾った実力チーム。
「さぁ那覇地区２連覇中の野球を見てみよう」
と試合前はエース新垣龍の登板の予定でしたが、相手のブルペンを見て、豊見城も控えに投手に変更。と始まった試合。

　１回の攻撃。　先頭が難なくセンター前へ。
　盗塁後、無死２塁なのにさらに３塁へ盗塁を・・・。なぜ？？　そこまで甘くなくアウト
　四球、練習の意味でディレードスチールしかし微妙なタイミングでしたがアウト。
　２回は２死からの四球、３長短打で３点。ここからは少しいろいろ試しながら試合を進めたのでしばらく無得点。

　４点差になって５回からは前日多めに投げた太田がマウンドへ。
　何とここから雨に（笑）。点差あるのに四球でランナーをためた後、追い込んだあとから不用心に適当に投げたボールをレ　フト線へ。１点差。
　６回松城の攻撃。挟殺プレーの際にエラーが出て同点に。　
　ミスで相手に点数をあげるなんて非常に失礼な展開。
　本当に相手の松城さんには失礼なことしました

最終回には先頭新垣洸がこの試合４本目のヒット。難なく盗塁を決め、２番打者の右中間を破る２塁打で勝ち越し、辛勝。


感想：さすが那覇地区２連覇のチーム。力は随所で感じられました。
　　　　しっかり振れている打者もいたし、エースが投げれば力は松城の方が上のような気がしました。

課題は今日もありました。中学生は負けの中からは誰でも学びますが、勝ってしまった試合からはなかなか課題を感じ取ることが難しい。ここで感じ取れれば強くなるのですが。
ちゃんと野球ノートに気がついたことなどを書いてくるはずなので明日の楽しみに
このノートの内容の差がほぼそのまま野球でもミスの差に、状況判断の差になっています。感じる力が弱い選手はやはり試合中でも・・・・ですね

　しかし、収穫も
　①初回で相手の癖を見て「走れる」と左投手から試合で５盗塁。
　②相手がエースでないなら相手の捕手を使っての足の練習。
　③先制点で余裕が出た後、相手が追いついてくるまで盗塁を封印して打つだけで攻める。
　④コントロールが不安定な投手にに対してしっかりとした打撃ができるか等・・・。
　 ①②③はＯＫ、④はまだまだ。

　１年生５名も自分なりにがんばっていた気がします。もう少し堂々とやっていい気がしましたがよしとします。

　今日は暖かい１日。２１時現在も家で窓を開けても涼しい風が抜けていきます。沖縄で本当に良かった。
　先月沖縄に家族旅行でいらっしゃった我武者羅日記のＹ先生のところは雪が降っているという・・・。想像できない！　寒すぎる。日本って広いです。

相手の松城中学校さんのコーチは中学校の同級生であっことが試合後判明。懐かしい顔をみれました。そして、保護者には首里高校野球部の後輩も・・・　後輩の「 Ｉ さん　」現役の時は凄い選手でした。この２名がついているなら松城が強い理由が何となくわかりました。
また、お願いしたいです。












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