豊見城中学校野球部　（沖縄）　

８日、９日と最後の夏季大会がありました。
負けると引退。勝てば県大会へという緊張する中・・・・。
第２シード、第３シードなどを倒し、決勝へ駒を進めた豊見城中学校。

　昨夜は雷まで鳴り出す凄い大雨でした。

そして、今日はいよいよ決勝戦。

　この島尻地区は強豪揃い。これも半端な強豪ではありません。全国クラスの強豪です。
昔強かった・・・　でもはなく、現在、強いチームがゴロゴロ
　※　ブログの２月、３月を覗いてみてください。

　相手は５月のシード権大会優勝の第１シードの大里中。　
　２月の県大会では準優勝。　３月の全国大会を掛けた県大会では３位。　強豪です。

５月のシード権大会では自力の差を見せられ、準々決勝で３－４で敗れた相手・・・。

雨も気になりましたが・・・

決勝戦
　豊見城中　ＶＳ　大里中



　初回　先行の大里中の１番打者が２塁打から始まり、満塁のピンチ。　宜野座が気合いで切り抜け。

　１回の裏の攻撃
　　　簡単に２死後、３番宜野座のライト戦へしっかりと打った２塁打。
　　　４番の四球後、５番２年生翁長が左中間へ先制タイムリー

その後、両チームチャンスがあるも、お互いの投手が切り抜け最終回。

　しっかり押さえ、歓喜の優勝の瞬間を迎えました。

大 里　０００００００　　０
豊見城 １０００００×　　１




　「あれだけ苦労してきた主将に優勝旗を持たせよう」
という強い思いが１つになり、周りに支えられ頑張りました。

　大会では昨年の九州大会優勝の際にもベンチ入りした４名が精神的にチームを支えて活躍してくれました。

彼らは先輩達に育てられました。



大会の抽選会前に・・・。
サードのレギュラーが左手骨折で大会絶望・・・。

大会のメンバー決めの際・・・

主将に登録の案を見せました。（２年生が３名登録に入ってました。）

『先生、来年（２年生：つまり後輩のため）のために◇◇とかも入れといたほうがいいんじゃないですか？』

と言ってくれました。

　確かに・・・　その方が来年に向けてありがたい。その方が今大会でもチームの力は上がる。

でも、本当に頑張って悔しい思いをしてきた三年生のまとまりと力を信じ、
『大丈夫。このメンバーでぎりぎりだけどカバーできる。』
と大会登録。

その後・・・・。　なんと大会１週間前の最後の練習試合で次のサードも怪我で大会出場にドクターストップ。
この生徒は外野もセカンドも守れて、足も速い。右ににもしっかり打てる・・・。　顔も可愛い。

のに・・・・　

怪我で走れない主将比嘉、レフト山城。　三塁手骨折、次の三塁手もドクターストップ。


正直・・・。　神様はこのチームに対して
『負けなさい。』
と言っているのかな・・・・　と考えたりもしました。

よくここまで頑張ったものです
全員での記念撮影。


野球でも、朝の清掃でも、勉強でも遊びでも一生懸命頑張っている者の姿はは格好いいです。



こんな涙は何回流しても気持ちいいですね。
本当にいろいろな人に支えられてきました。

全てがここに繋がっていると信じたいです。

　野球を全くやる計画のないリフレッシュのための合宿（大会３週間前）：ブログにもあります。５月２３日のブログ

　O山、O田君を含めたNP軍団でピザ食い放題。

　川へみんなで遊びに行ったこと・・・。

　朝のお勉強会・・・

　「同じ学校の仲間が頑張っている姿を応援するのも勉強！」と練習を中止してバスケ部の九州大会の応援に全員で行った事・・・。

などなど


コーチ陣、副顧問の先生、保護者、地域のピザ屋さんにもボールも寄贈いただきました。などなど地域にも感謝感謝です。　

また、吹奏楽部の大応援が苦しい試合の中で本当に支えになりました。


あの応援の中で試合をできた生徒達は本当に幸せ者です。しっかりと仲間のありがたさ、周りに支えられているのを感じてくれたでしょう。


大会前日。負ければ引退・・・　「絶対に勝つ」　、保護者、顧問の先生方は「帰ってこい」という思いを胸にみんなで記念撮影しました。






まさかこんな最高の結果でグランドに帰ってきてくれるとは・・・。夢にも思いませんでした。


また、頑張ります。（生徒が・・・笑）


帰りに、マネージャー’Sと優勝のお祝いに『すき家』で三色チーズ丼を食べて帰ってきました。


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