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2013年02月10日

「スポーツ」は「ルール」のある喧嘩

今日は
「沖縄県中学校新人駅伝大会」
の日。
野球部の主力何名かも選手として参加・・・。

何と・・・ 

豊見城中学校が県大会優勝アップハート沖縄くすだまガッツポーズ宇宙人しちゃいました。

野球部からも4名参加し、区間2位など活躍してくれたそうです。
凄い凄い(^^)

そして部員は・・・ 来週から始まる海邦銀行杯へ向けての練習試合。

2月9日(土)

捕手平田が体調不良でお休み・・。 その他数名は県駅伝へ参加。

駅伝に参加するはずであった喜屋武(「きゃん」と呼びます。)を先発。

4回を無難に切り抜けました。

豊見城 0000005  5  
南風原 0000000  0 


0-0で迎えた、最終回、ここぞいう時の集中力で何とか得点できました。
こういった得点パターンができるところがこのチームの強み・・。
本人たちは自覚しているのだろうかびっくりはてな




豊見城 0000000  0
具志頭 0000000  0



先週、2月3日の練習試合は諸用で副顧問の先生へお願いしたので
結果だけ。

豊見城 02000002  4
知念中 10100002  4



豊見城 0010000  1
具志頭 012000×  3



試合中に少し気になるのはリラックスすることと、気を抜くことを履き違えているところがあること。

1試合を通して集中力を保ち続ける・・・?
プロでも無理です。
野球でいう集中力って何でしょうね?(笑)ニコニコ

「スポーツ」は「ルール」のある喧嘩

コレ!ところで、話は変わり・・・  
 先日、野球をやっている人なら誰でも知っている方とお話する機会があり、話の中で・・・
全国は広い。でも現在は、
どんな練習しているのか?
どんな工夫しているか?
なんて情報は本やネット等どこからでも手に入る。

というわけで、やっている練習はほぼ一緒。
じゃあ、なぜ勝てるチーム、勝てないチームあるんだろう?

すごい選手がいて、単発で強い年があってもそれで終わりなんてチームはざらにある。

どうしていろいろ知っているのにこの人勝てないんだろう?
どうして一生懸命なのに・・・

安定して力をつけてくるチームは何かが違う・・・。



という話の内容でした。


確かに・・・。
野球専門でもないのに勝っちゃうチームを毎年つくる先生もいます。

どこが違うんだろう?


いろいろな練習方法があるけれど・・・ 

僕は勝っているチームがどんな練習をしているのか?ではなく
1番知りたいのは・・・・
『どんなミーティング、どんなお話をしているのか?』
です。
絶対にそこが違うと思う。(笑) ← 勝手な想像ですよ

数年前、県の大会で9大会連続、約3年かすべての大会で島尻地区が
決勝進出という時期がありました。

その当時の大先輩方へお話をきいたり、試合中の声かけなどを見たり、
高校時代に先輩から教わったことなどが現在の基本的な考え方の方向性となっています。


強いチームの練習。
本等でいろいろ紹介されますが・・・

特別な練習なんてしていない・・・。

ただ、珍しい練習などは編集の段階で取り上げられるだけで、
あたかも毎日この練習ばかりしていると受け取られることもある。

知っている限り、強いチームは、いろいろな練習に手を出さず、シンプルそのものコレ!

簡単に言えば言えば
『徹底』
です。

いくつかのプレーを「徹底」する。


勝っているからいいというつもりもありません。
負けたからといって教え方が悪いというわけでもない。
でも
「なぜあのチームは勝てるんだろう?」
「勝てるチームは何が違うんだろう?」
という視点は常に持っていたいです。

マナーが良い、挨拶ができるは当たり前・・・。マナーが悪いチームは論外です。
中学生だもの今からいろいろ学ぶんです。

最初はできなくても、地域、家庭、学校生活、部活
いろいろな場面で声をかけてもらって大人になっていくもの


ただ声を出して、元気よくやっているチーム。
そんなチームはいいチームだとは思わない。

「元気のいいチーム」という評価はしますが・・・

「元気はあるけど・・・ 野球を教えている?」
っと感じたりする時もあります。

野球(スポーツ)の楽しさの1つには
「打てた」、「三振取った」、「勝てた」
じゃないかな?

負けてヘラヘラ笑っているようなチームはダメ。
以前そんな学校に転勤になったときは最初は
「負けて悔しくないの?真剣にやって負けたのに?」
「負けても苦や好きないのは真剣にやってないから?」
というところからのスタートもあった。


「元気だけのチーム」・・・ 見ていると
『うぅ~ん。見た目の元気もあり、マナーもしっかりしている・・・。
 でも野球のほうはしっかり教えられてるかな???』
って首を傾げたくなることがあります。


野球って声の大きさを勝負するスポーツ?
元気のある、なしを競うスポーツ?

違う

生徒は何をしたくて野球部に入ったんだろう?

野球ばっかりはダメだけど。
やっぱり勝ちたいのでは?

勝つために真剣に野球を楽しもう。


教える人(顧問、副顧問、コーチ、保護者会)もチームの一員。
だから真剣に野球を教える。一緒に支える。必死に勝たせようと考える。

みんな(選手、先生、保護者、地域)で目標を達成するために取り組む。

「勝つ」という目標のないチームは絶対に強くならない。

ただ元気出しましょう。挨拶ができるチームになりましょう!
それは当たり前に学んでもらわないといけないこと。

野球部なら野球でしっかりとした目標をもってみんなで取り組まなきゃね。



改めて確認。
野球って、声を出すことを競うスポーツではないコレ!

『点取り勝負ガッツポーズ

スポーツはルールのある喧嘩だと思う。

相手がルールの中で真剣にこちらを倒そうと向かってくる。こちらも真剣に向き合って戦う。
その真剣さを楽しむ。

やるからには真剣にやること!

声は
ミスを少なくするため、仲間で助け、支え合うために使うもの

簡単に言えば
「みんなで力を合わせて勝つため」
です。

試合に集中すれば、また助け合おうと思えば自然と声は出てくるもの・・・

意味のある声が出ているか?

ただ元気よく声だけ出して・・・ 大声を出すことに集中力を向け・・・
肝心の次のプレーへの用意、観察ができていないチームになっていないか?

お互いがミスをしないために相手のことを思い遣り、声をかけ合う。これ大事ね。

元気いいけど、肝心の試合で中身の薄い声かけをしていてはレベルが低い。

何のために声を出すのか・・・ただ周りに見に来ている人に対して
『ぼくらは元気あります』、『ぼくらは頑張っています』
をアピールするため?

野球の目標を今一度しっかり確認してみましょう。
そして、当たり前だけど
 ①野球部員として、②学校の生徒として
それぞれの場面で目標も持たないとね。

目標もないのに受験勉強に、野球に頑張れなんてできないと思う。

受験に合格(勝つ)、勝負に勝つ(チームによっても目標の設定には差はありますが)

勝つ喜び、負ける悔しさを真剣に生徒、保護者と一緒に味わいたいものです。


いろいろ見て、勉強しましょう。
いろいろなチームが頑張っています。勉強しましょう。
応援よろしくお願いします。
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Posted by niku at 01:57│Comments(1)中学野球
この記事へのコメント
読みました。
過去の記事ですが、ためになりました。
これから、意味のある声をしっかり出し、
試合に勝ち、目標(県一位)にむかって、
みんなで頑張っていきたいです。
Posted by 1103 at 2014年02月05日 21:50
 
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